合同会社ジブンコネクション 代表 西中 宏吉
ハイクラス層向け転職支援会社にて約10年、1万人以上の転職相談と、転職後の人材育成を約250人担当。「無理のない定着」にこだわった支援を行う中で、自己理解を深めることの重要性を痛感し、脳科学とキャリア教育を組み合わせた個別サポートを提供している。
「周りは上を目指しているのに、自分はキャリアに興味がない」——そんな違和感は、やる気の問題ではなく、意欲の向きと環境のズレかもしれません。興味が持てない理由と、無理のない向き合い方を脳科学の視点で整理します。
周りが昇進や転職、スキルアップの話をしていると、「自分はキャリアに興味がないけれど、これでいいのだろうか」と不安になることがあります。しかし、キャリアに興味が持てない状態は、怠けや甘えと決めつけられるものではありません。理由を整理すると、向き合い方が見えてきます。
人によって「やる気が出る方向」は異なります。目安として、次のような傾向があります。
「昇進」という一つの物差しにしっくりこなくても、自分の方向では意欲が湧く、ということは珍しくありません。タイプの詳しい考え方は四脳分類とはで解説しています。
キャリアに興味がないことと、成長を一切望まないことは同じではありません。出世や年収以外にも、「得意を深める」「人に頼られる範囲を広げる」「無理なく続けられる働き方を整える」といった成長があります。自分にとって意味のある成長の形を探すことが、無理のない向き合い方です。
意欲の向きと合わないまま頑張り続けると、成果が出ず「空回り」している感覚が強まり、さらに自信を失う悪循環に入ることがあります。頑張っているのに空回りする人の特徴も参考にしてください。
気分の落ち込みや不眠が長く続く場合は、無理をせず、医療機関や専門窓口への相談もご検討ください。
自分の脳タイプと意欲の向きを整理すると、「今の職場で役割を調整する」「環境を変える」「今は休む」といった選択肢を、納得して選びやすくなります。キャリアアップに特化した話はキャリアアップに興味が持てないのはなぜ?もご覧ください。
ハイクラス層向け転職支援会社にて約10年、1万人以上の転職相談と、転職後の人材育成を約250人担当。「無理のない定着」にこだわった支援を行う中で、自己理解を深めることの重要性を痛感し、脳科学とキャリア教育を組み合わせた個別サポートを提供している。