合同会社ジブンコネクション 代表 西中 宏吉
ハイクラス層向け転職支援会社にて約10年、1万人以上の転職相談と、転職後の人材育成を約250人担当。「無理のない定着」にこだわった支援を行う中で、自己理解を深めることの重要性を痛感し、脳科学とキャリア教育を組み合わせた個別サポートを提供している。
「なぜかあの人とは初対面から話しやすい」「頑張って歩み寄っているのに、なぜか噛み合わない」——その感覚には、利き脳の相性が関係している場合があります。
「利き脳」とは、左脳と右脳のどちらをより優位に使っているかという脳の使い方の傾向です。左脳は言語・論理・分析を担い、物事を言葉や数値で整理することを得意とします。右脳は感覚・イメージを担い、雰囲気や感情を直感的に読み取ることを得意とします。人はどちらか一方だけを使うわけではありませんが、優位に使う側によって、会話の進め方や情報の受け取り方に一定の傾向が生まれます。
言葉のテンポや重視するポイントが似ているため、初対面でも話が早く、説明を省略しても伝わりやすい傾向があります。
最初は噛み合わなさを感じやすい一方、論理と感覚がうまく噛み合うと、互いの弱みを補い合う強い関係になります。
左脳優位の人は結論や根拠を先に求める傾向があり、右脳優位の人は経緯や気持ちを共有しながら話を進める傾向があります。片方が結論を急ぐと、もう片方は「冷たい」と感じ、逆に経緯から丁寧に話すと「話が長い」と受け取られることがあります。これは性格の不一致ではなく、情報の処理順序が違うだけです。
相手が左脳優位だと感じたら、先に結論や要点を伝えてから詳細を話す。相手が右脳優位だと感じたら、背景や気持ちも交えながら会話する。この一手間だけで、伝わり方は大きく変わります。相手を変えようとするより、伝え方を相手のタイプに合わせる方が、関係はずっと楽になります。
利き脳(左脳・右脳)に加えて、視点(マクロ・ミクロ)を組み合わせると、より精度の高い4タイプで相性を把握できます。
ハイクラス層向け転職支援会社にて約10年、1万人以上の転職相談と、転職後の人材育成を約250人担当。「無理のない定着」にこだわった支援を行う中で、自己理解を深めることの重要性を痛感し、脳科学とキャリア教育を組み合わせた個別サポートを提供している。